キャバ嬢ってどんなお仕事?キャバクラでの仕事内容を全部解説

キャバクラでの仕事内容

キャバクラの仕事を始めたい方は、ぜひキャバクラの仕事について知るところから始めてみてください!
キャバ嬢の仕事は定着率(そのお店で長く働いてくれる確率)が少ない仕事で、楽に稼げると思って軽い気持ちで始めてみれば、実はそんなことはなかったとすぐに辞めてしまう方も。

確かに求人には「お客さんのお酒を作りながらおしゃべりするだけ!」と簡単に書かれているかもしれません。
実際僕のお店の求人にもそう書いてます(笑)ですが、それだけでは言い表せない仕事もたくさんあるんです!

今回は、キャバクラでの仕事内容について解説していきたいと思います。
それぞれどんな仕事で、どんなことが大変か、ぜひ知っていってくださいね。

別の記事ではキャバ嬢の営業スタイルについても解説しているので、こちらの記事もぜひご覧ください。

お酒を作る

キャバクラにお酒は付き物。
キャバクラではお客さんは基本的にキャバ嬢がテーブルで作ったお酒を飲みます。

どこのキャバクラでも、水割りを作ることが大半ですね。
テーブルの上にハウスボトル(セット料金で飲むことができるお酒)と、割材用の水や氷が用意されていて、それを使って水割りを作ります。
ワインやシャンパンのボトルをオーダーしてもらった時はそのまま注ぐだけなのでもっと簡単です。

バーテンダーのように難しいカクテル作りを任せることはありませんので、ここに関しては水割りの配分さえ覚えてしまえば仕事そのものはとても簡単。
ただ、大抵のキャバクラでは水割りを作るとき、マドラーは必ず反時計回りで回すのがマナーになっているので、そこだけは気をつけてくださいね。

お話をする

お客さんとお話をすることも基本の仕事のひとつ。
キャバ嬢とのおしゃべりを目当てにキャバクラに来ているお客さんがほとんどですので、おしゃべりについては気を抜いてはいけません!

まさにキャバ嬢の腕の見せ所で、売れるキャバ嬢と売れないキャバ嬢の差が出るところでもあります。
お話をすると言っても、キャバ嬢によってトーク術は異なるので、具体的にどうすれば必ず人気が出る、なんていうものが決まっているわけではありません。
ただ、基本的にはお客さんのお話をニコニコと笑顔で聞くことが大切ですね。

お客さんの中には心理的に、自分の話を聞いて欲しくて来店している方も多いので。
僕的に売れっ子キャバ嬢は、「話すのが得意です!」という子よりは、「人の話を聞くのが楽しい!」という子の方が多い印象です。

営業メール

営業メールも欠かしてはいけません。
今の時代はメールよりもLINEを使っているキャバ嬢も多いですね。
正直、1回来店したくらいではお客さんはよっぽどのインパクトがない限りそのキャバ嬢のことをはっきりと覚えられません!お酒も入っていますしね。

キャバ嬢は初めて接客したお客さんとは必ず連絡先を交換します。
そして、来店後にすぐにお礼のメールを送ったり、営業メールを掛けたりします。
こまめにお客さんとのコミュニケーションを取ることが指名への近道だったりするのですが、営業メールはほとんどの場合お店の営業時間外、つまり時給が発生しない時間にやってもらうことになります。

なのでお金が発生しないやり取りを面倒くさがる方は多いです。
ですが売れているキャバ嬢ほど、営業メールを欠かしていません!キャバ嬢として売れたいという方は、こまめな連絡のやり取りを怠らないようにすることが大切です。
少しずつで良いので、積極的にお客さんと連絡のやり取りをしてみてください。

同伴

同伴は、お店の営業時間前にお客さんと外に出かけることです。
昼間〜夕方の時間帯なので、食事はもちろんショッピングに出かける方もいますね。

そして、お出かけが終わったらそのままお客さんを同伴して出勤します。
同伴出勤、略して「同伴」です!同伴することで、お客さんを確実にお店に連れてきてくれるのでお店としては同伴してくれればくれるほど嬉しいです!
同伴すると、売上や人気ランキングに大きく加算されるので、売れっ子になるために同伴は欠かせません。

ですが、「同伴=営業」というイメージがお客さんの中にも浸透しているからか、自ら同伴に名乗り出てくれるお客さんは意外と少なく、同伴の営業はテクニックが必要です。
「いかに普通にお客さんと遊びに行きたい、会いたい気持ちを伝えられるかがコツだ」と、僕のお店のキャバ嬢が言ってました。

アフター

アフターは同伴の逆。
お店が閉店した後にお客さんと出かけることです。

キャバクラは大抵深夜の1時くらいに閉店するので、そこから出かけることになります。
なので、大抵は居酒屋に食事に行くか、バーで飲み直すかぐらいですね。
同伴はお店側としては積極的に行ってほしいものではありますが、正直僕を含め、ほとんどのお店ではアフターを強制することはほぼありません。
深夜の時間に出かけるので危ないですし。

無理やりホテルに連れて行かれたり、送ると称して自宅まで付いてこられたり何かとトラブルに発展してしまう可能性もゼロではないので、信頼できるお客さんのみOKにするように言っています。
アフターはお客さんと仲良くなってまた来店してもらったり、指名してもらうための有効な手段であることには変わりないので、信頼できるお客さんならアフターに行くのもおすすめです。

キャバ嬢は「自分をプロデュースする」仕事

結局のところ、キャバ嬢の仕事というのは「自分をプロデュースすること」です!
素の自分がどんなものでも構いません。

ですが、お店ではお客さんにいかに自分が魅力的なキャバ嬢であるかをアピールすることが、売れるためのコツです。
人それぞれ、性格に合ったキャラや接客方法、見た目の似合う・似合わないも違いますよね。
ですので、自分の良いところを最大限に引き出せるように自分を見つめ直すことで、自分なりの個性を持ったキャバ嬢になりましょう。

売れるために努力するキャバ嬢のことは、店長を含めスタッフが応援してくれます。
自分がどんな性格で、どんな強みがあるのかわからない方は、お店のスタッフからは自分がどう見えるのか聞いてみるのもおすすめです!

まとめ

キャバ嬢の仕事内容は大きく分けると5つ。

  • お酒を作る:ほぼ水割りだけなので1度覚えれば簡単!
  • お話をする:お客さんの話を徹底的に聞いてあげよう
  • 営業メール:面倒かもしれないけれど、売上に差が出るポイント
  • 同伴:お客さんを連れてこられる有効な手段
  • アフター:人気を取るためには有効だけど、危険だから人は選んで!

キャバ嬢の仕事は意外とやることが多いんです。
時には営業時間外の時給が発生しない時間に仕事をすることもあります。

ですが、共通して言えることは「魅力的な自分をお客さんに売り込むこと」です!
お客さんは魅力的なキャバ嬢のことはどんどん好きになっていきます。
なので、自分をプロデュースしてアピールすることを大切に、キャバ嬢の仕事にチャレンジしてみてくださいね。

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