キャバクラのノルマの種類
愛知のキャバクラはノルマがないお店が多いですが、全国チェーンなど愛知のキャバクラ文化が浸透していないお店や、経営が厳しいお店、方針として女の子に競争させたいお店の場合は違います。
様々な理由から、愛知のキャバクラの中にもノルマがあるお店もあります。
ノルマというと、ナイトワーク未経験の方は少し不安を感じてしまうかもしれませんね。
実際、キャバクラのノルマにはどのような種類があるのでしょうか?まずは、その種類から紹介していきます。
同伴ノルマ
同伴ノルマは、「月に○回、同伴しなければいけない」という風に決められたノルマのことです。
同伴はお店にお客さんを連れてくることになるので、直接的に集客や売上に繋がりやすいことから、お店としてはどんどん同伴してくれる方が助かります。
ですので、厳しいお店ではこの同伴にノルマを設けることでお客さんを呼び込みます。
人気をある程度得ているベテランのキャバ嬢であればノルマを達成することは簡単かもしれませんが、特に新人さんが悩まされやすいノルマですね。
固定のお客さんが付いていないと、同伴に誘っても営業だと思われて断られるケースもあります。
指名本数ノルマ
その名の通り、指名本数にノルマがあるシステムです。
キャバクラではお客さんが好きなキャバ嬢を指名するシステムはもはや定番ですよね。
指名本数はそのまま人気ランキングにも直結しますが、お客さんを集客させるために、このノルマを課しているお店もあるんです。
キャバクラの指名システムは、そのキャバ嬢目当てに来店する「本指名」と、フリーで入ったキャバ嬢をその場で気に入って指名する「場内指名」の二種類。
本指名を1本、場内指名は2本で1本分換算など、お店によってカウント方法は異なりますが、このように指名の本数の最低ラインが決められているお店もありますよ。
売上ノルマ
売上ノルマは、そのキャバ嬢が指名を受けた時に出した売上の累計金額のノルマがあるシステムです。
指名ありきの売上ノルマである場合や、フリーで入った時でもドリンクなどのオーダーが入ればそのキャストの売上として換算するなど、お店によって換算方法は違います。
売上を取るためにはまずは自分を指名してくれるお客さんや、自分を気に入ってボトルなどをオーダーしてくれるお客さんを作ることから始めないといけません。
ですので、売上ノルマを達成する場合も、キャバ嬢の営業や接客スキルを磨くことがとても大切なことだと言えます。
出勤日数ノルマ
そして、最後に出勤日数ノルマがあります。
出勤日数ノルマは、売上や指名などはともかく、週に何回、月に何回など出勤日数にノルマを課しています。
お店によっては日数ではなく週ごと、月ごとの累計出勤時間でノルマを設けている場合もありますね。
たくさん入れば入るほど時給が上がっていくシステムになっていますが、売上が出せていても出勤日数ノルマを達成できていなければノルマ未達成ということで時給が下がってしまうというお店もあります。
キャバクラの罰金の種類
では、ノルマが達成できなければどうなるのでしょうか?
ノルマが達成できなかったこと以外にも、様々な要因からお店にとって損害に当たるような行動をした場合は罰金を支払わなければいけない状況に陥ってしまうことも。
ノルマはもちろん罰金を支払いたいなんて思う方はいませんよね。
その罰金の種類について、3つご紹介していきます。
遅刻罰金
遅刻罰金は、その名の通りシフトの時間に遅刻すれば罰金になるシステムです。
何をもってして罰金となるのかはお店によって異なりますが、決められた時間までにお店に来ていなかったことが罰金対象になる、開店時間までにドレスアップが終わっていなかった場合などがあります。
お店によって異なるので、遅刻罰金があるかどうか、また何をもってして遅刻と見なされるのかは確認しておく必要だありますね。
遅刻したら1回いくら、と明確に罰金が決められていて、その日の給料から引かれるというお店が多いです。
良心的なお店であれば正当な理由があれば遅刻しても罰金対象にならない場合が多いですが、厳しいお店では正当な理由があってもスケジュール管理不足ということで徴収される場合も。
無断欠勤罰金
遅刻罰金と同じく、無断欠勤罰金があるお店もあります。
病気や怪我、身内の不幸などでやむを得ず欠勤する状況になってしまうことはあるかもしれません。
事前に連絡しておけばお咎めなしになるお店がほとんどですが、無断欠勤となると話は別です。
そのキャスト目当てに来てくれているお客さんもいるかもしれないので、無断欠勤は厳禁!
そもそも社会人として無断欠勤はしてはいけないので、適当にせずにしっかりとシフトの時間は守りましょう。
無断欠勤の時は、後日罰金を請求されたり、次の出勤日の給料から罰金が引かれたりする場合が多いです。
ノルマに対する罰金
先ほどノルマについていくつかご紹介しましたが、もしそのノルマが達成できなかった場合はどうなるのでしょうか?
ノルマを課していても、未達成による実害がでなければ厳守しようという人はいませんよね(笑)
ですので、もしノルマを達成できなければ罰金を課しているお店もあります。
その月のお給料からいくらか決められた罰金額を引かれたり、次の月の時給を減らされてしまうなど。
ずっとノルマを守らないままだと、気がつくと新人の時給よりも低い時給で働くことにもなるかもしれません。
ですので、ノルマなしのお店を選ぶか、キャバ嬢としてノルマを達成するために毎月努力を怠らないことは必須だと言えますね。
お店によってノルマ・罰金の有無は異なる
ここまでキャバクラ業界の怖いノルマ・罰金について解説してきましたが、ノルマや罰金があるお店でも、ほとんどのキャバ嬢がそのノルマを達成しています。
誰でも頑張れば達成できるようなラインで設定されているお店がほとんどなので、安心してください!
また、特に愛知など東海地方のキャバクラは、ノルマや罰金が課せられるお店が少ないです。
自分のペースでゆっくり働けるお店が多いので、ナイトワーク初心者の方でも働きやすいですよ!
僕のお店でもノルマはありませんし、罰金も余程お店に損害になるようなことをしなければありません。
どうしても不安な場合は、求人にノルマ・罰金なしと書かれているお店を選ぶこと、面接の時に改めて本当にノルマや罰金がないことを確認して選びましょう。
まとめ
キャバクラのノルマ・罰金についてまとめます。
【キャバクラのノルマ】
- 同伴ノルマ:同伴の回数にノルマがある
- 指名本数ノルマ:指名本数にノルマがある
- 売上ノルマ :売上額に最低ラインがある
- 出勤日数ノルマ:週・月ごとの出勤日数の最低ラインがある
【キャバクラの罰金】
- 遅刻罰金:(無断)遅刻すれば罰金を課せられる
- 無断欠勤罰金:無断欠勤すれば罰金を課せられる
- ノルマに対する罰金:ノルマ未達成で罰金を課せられる
ノルマ・罰金にはこれ以外にもお店独自に決められているものもあるので、新しいお店で働くときは必ず確認しておきましょう。
また、ほとんどのお店では頑張れば達成できるような低いラインのノルマばかりですので、不安になりすぎないことも大切です!